横浜・神奈川地区には生体系に適用可能な超高磁場NMR装置や固体NMR装置を有する世界トップレベルの生体系NMR研究機関が集中しており、「Yokohama」地区は世界のNMR研究者に良く知られている。生体系NMR研究機関が製薬企業と密接に連携することで、学術・産業でブレークスルーを引き起こせることはよく知られており、これに成功したスイス・ドイツ両国は20年近く産学ともに世界をリードしている(インフルエンザ治療薬タミフルの開発、創薬NMR技術INPHARMA法の開発など)。地域内には創薬に関連する大学や企業が多数存在し、創薬はすでに地域産業として根付いているが、近隣の生体系NMR研究機関との連携は十分でない。そこで、本ユニットでは、地域の強みである生体系NMRの研究力を地域製薬企業に結びつけ、産学において世界をリードする研究人材のシステマティックな育成と、世界をリードする創薬NMR拠点の構築を目指す。

横浜NMRクラブ

横浜国立大学

大学院工学研究院
機能の創生部門

生物物理化学 構造生命化学研究室児嶋研究室

横浜市立大学

生命医科学研究科
生命医科学専攻

構造エピゲノム科学研究室池上研究室

首都大学東京

大学院理工学研究科
分子物理化学専攻

有機構造生物化学研究室伊藤研究室

理化学研究所

横浜キャンパス
生命機能科学センター

細胞構造生物学研究チーム木川研究室